ヤマダ トシユキ
  山田 敏之   経営学部 経営学科   教授
■ 標題
  雪印乳業における組織風土の変容と企業倫理
■ 概要
  雪印乳業(グループ)の事例を用いて、企業の歴史的変遷の視点から、企業倫理が組織風土により受ける影響について考察したものである。考察の結果、意図しない組織風土の変化が発生した後に、創業の理念や社会の価値観に対する議論が欠けたGI導入により組織風土の固定化が起こり、業績悪化によるリストラと相まって不祥事の温床を形成したことが推察された。これらを踏まえ、組織風土の固定化を防ぐには、自らの組織風土を省察する組織学習の喚起が必要であることを示唆した。B5版、総頁数157頁中24頁。
  ◎福永晶彦、山田敏之
  共著   東海学園大学研究紀要    第10号(シリーズA),pp.113-136頁   2005/03


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