ヤマダ トシユキ
  山田 敏之   経営学部 経営学科   教授
■ 標題
  日本における企業倫理と経営者の役割
■ 概要
  企業倫理を考察する際に有効な企業像として、多様な利害関係者との相互作用を考慮した社会環境モデルが必要となることを示した。その上で、企業倫理を多様な利害関係者とのバランスを公正性、透明性の観点から考えた自己抑制の発露と定義した。日本企業における倫理問題の源泉は組織の価値観が個人のものより強固に作用することであり、この克服にはバーナードのいう道徳創造機能により、組織の倫理風土を確立することが必要であることを論じた。
  単著   修士論文(慶應義塾大学)      1994/01


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