ヤマダ トシユキ
  山田 敏之   経営学部 経営学科   教授
■ 標題
  企業倫理の制度化と組織風土:企業倫理確立に向けてのコンティンジェンシー・アプローチ
■ 概要
  企業倫理の確立を図るために構築された制度や仕組みが成果に結びつくために必要とされる要件とは何か、という課題を、企業倫理制度化のタイプ(コンプライアンス型vs価値共有型)と組織風土のタイプ(管理志向vs自由闊達)との整合といった視点から考察したものである。アンケート調査から得られた227社のデータを用いた定量的分析から、①制度化の有効性の議論に企業倫理制度化のタイプと組織風土特性との整合という視点が重要な変数となること、②自由闊達な組織風土構築の重要性が導出された。
  ◎山田敏之、中野千秋
  共著   『日本における企業倫理制度化と管理者の倫理観』平成16年度~平成17年度科学研究費補助金基盤研究(C)(2)研究成果報告書 研究代表者:中野千秋   pp.25-39頁   2006/03


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