ヤマダ トシユキ
  山田 敏之   経営学部 経営学科   教授
■ 標題
  青森酒造コラボレーションとは何か:日本酒醸造の現況、構造転換、地域振興の視点から
■ 概要
  本稿は、酒類、特に日本酒の醸造及び消費需要の現況を確認し、連携しながら構造転換を展開している青森県内の4つの酒造業者への聞き取り調査の結果を分析したものである。コラボの進展について、【wake-up】【warm-up】【take off】の3フェーズで考察を加え、4つの特徴を抽出した。今回のコラボが「酒造り」の点で各酒蔵に一定の効果をもたらしたこと、AQEプロジェクトは、その組織化自体がイノベーションであり、「地酒回帰」を指向した協働による地域振興型構造転換モデルである、という今後の調査研究に向けた仮説を得ることができた。
  植野一芳、中村年春、塚本正文
  共著   社会学研究所紀要   大東文化大学社会学研究所   (5),123-137頁   2024/03


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