ヤマダ トシユキ
  山田 敏之   経営学部 経営学科   教授
■ 標題
  イノベーション創造を導く組織文化、個人の双面的行動、双面的リーダーシップ:調整媒介モデル
■ 概要
  本稿は個人のイノベーション創造の成果を高める組織文化、個人の双面的行動、双面的リーダーシップの関係を、調整媒介モデルにより解明したものである(1,076名のデータ)。分析の結果、以下のような知見が得られた。①価値統合型組織文化は個人の双面的行動の先行要因となる。②個人の双面的行動は価値統合型組織文化と個人のイノベーション創造の成果をつなぐ媒介要因となる。③価値統合型組織文化による個人の双面的行動の生起に双面的リーダーシップが影響する(調整効果)。④双面的リーダーシップは、価値統合型の組織文化から個人の双面的行動を媒介して個人のイノベーション創造の成果に至る間接効果にも影響する(調整媒介効果)。
  単著   経営論集   大東文化大学経営学会   (45),115-132頁   2024/03


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