ヤマダ トシユキ
  山田 敏之   経営学部 経営学科   教授
■ 標題
  個人の双面性メカニズムにおけるクロスレベル分析:先行要因、媒介要因、モデレータ要因、成果要因の解明
■ 概要
  本稿は個人の双面的行動の先行要因、媒介要因、モデレータ要因、成果要因について、アンケート調査のデータ(1111名)を用いて、クロスレベル分析の視点から解明した。分析の結果、個人の双面的行動の生起には内発的モチベーション、組織のエンパワーメント文化、双面的リーダーシップが影響していること、内発的モチベーションはモデレータ要因であるPP特性及び心の知能指数との相乗効果により、個人の双面的行動を一層促進するが、外発的モチベーションが高まるほど、双面的行動実現への推進力は弱くなることが明らかになった。
  単著   実践経営   実践経営学会   (59),7-22頁   2022/06


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