ヤマダ トシユキ
  山田 敏之   経営学部 経営学科   教授
■ 標題
  共創を促す組織の能力
■ 概要
  本稿は、日本の上場製造企業 1,264 社を対象に実施したアンケート調査(有効回答 93 社)に基づき、共創の能力(社内・社外の知識を有機的に結合させて新事業を創出する組織能力)の発揮を促す組織マネジメントのあり方を議論している。分析の結果、トップが掲げるビジョンの浸透や人材の多様性、越境学習の推奨、ローテーションの促進、心理的安全性の形成、加点主義評価、カタリストとなるミドルの存在といった要素が共創の能力の発揮を促す可能性が指摘された。
  十川廣國・山﨑秀雄・遠藤健哉・周 炫宗・横尾陽道
  共著   武蔵大学論集   武蔵大学   68(1),43-63頁   2021/01


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