ヤマダ トシユキ
  山田 敏之   経営学部 経営学科   教授
■ 標題
  日本企業のイノベーション創出プロセス:組織学習の視点から
■ 概要
  本稿では、日本の上場製造企業を対象としたアンケート調査(有効回答102社)に基づき,イノベーションの創出と組織マネジメントのあり方との関係について,特に2つのタイプの組織学習(創造的学習と適応的学習)に焦点を当て学習を促す経営要因、学習がイノベーション創出に与える影響の分析を試みた。激しい環境変化の下、イノベーションの創出に向けて、従業員が絶えず新たな解決策を求めてチームベースで情報交換を行い、新しい実験に挑戦していくためには、トップが情報交換や挑戦を支援する方策を講じ、ミドルがカタリストとしての役割を演じることが必要といえる。
  十川廣國・山﨑秀雄・遠藤健哉・横尾陽道・周 炫宗
  共著   武蔵大学論集   66(1),29-51頁   2018/09


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