ヤマダ トシユキ
  山田 敏之   経営学部 経営学科   教授
■ 標題
  組織能力の転換メカニズム:構成要素と概念モデル
■ 概要
  本稿は、組織能力の転換プロセスとその構成要素について議論し、コア・リジディティ回避のメカニズムを組み込んだ概念モデルの構築を目的とする。組織能力転換の更新プロセスは学習能力、分離能力、適用能力から構成され、さらにこれを支える統合能力と調整能力が機能することが示された。一方、観察プロセスは感知能力と内部モニタリング能力から構成されることが示された。また、更新プロセスと観察プロセスは独立に存在するのではなく、吸収能力によって結合され、連動して機能することも提示された。
  単著   戦略研究   戦略研究学会   (22),141-166頁   2018/03


Copyright(C) 2011 Daito Bunka University, All rights reserved.