ヤマダ トシユキ
  山田 敏之   経営学部 経営学科   教授
■ 標題
  ダイナミック・ケイパビリティの定量的測定に関する予備的考察:先行研究における測定指標の日本企業への適用可能性
■ 概要
  本稿の目的は、Alsos, Borch, Ljunggren, and Madsen (2008)で開発されたDCの定量的な測定指標が、日本企業を対象とした場合、測定指標としての信頼性と妥当性を有しているのかを検証し、適用可能性を解明することである。分析の結果、理論と実証結果との乖離が見られ、DCと一般的な経営資源・能力との区別も明確になされず測定指標の妥当性も低いものとなった。今回検討された測定指標を日本企業のDCの定量的測定に適用することは難しいとの結論が得られた。
  単著   実践経営   実践経営学会   (54),37-48頁   2017/06


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