ヤマダ トシユキ
  山田 敏之   経営学部 経営学科   教授
■ 標題
  日本企業における倫理確立に向けての取り組みと管理者の倫理観:1994年、2004年、2014年の調査結果の比較をふまえて
■ 概要
  本稿は、日本企業における倫理確立に向けた取り組みおよび管理者の倫理観の20年間の推移を、1994年、2004年、2014年に実施した調査との比較によって明らかにしたものである。全上場企業および保険会社を含む3600社を対象にアンケート調査を実施(回答数:141社)。結果の要点:①企業倫理制度化の一層の進展、②しかし、管理者の倫理観に目だった変化は認められない、③一部、長期的な変化の兆しも認められる(業界の反倫理的慣行の減少等)、④経営トップのコミットメントの低下が認められるならば問題である。
  中野千秋
  共著   日本経営倫理学会誌   (23),123-139頁   2016/01


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