ヤマダ トシユキ
  山田 敏之   経営学部 経営学科   教授
■ 標題
  グローバル化とイノベーション
■ 概要
  本稿は、グローバル化が進展する中、企業はどのような行動をとり、将来いかなる経営を模索しているのかという点について、アンケート調査の実証データに基づいて分析・検討したものである。分析の結果、企業はイノベーションのプロセスにおいて、異部門間での情報交流や協力を頻繁に行うことで、部門の枠を越えた技術・知識の応用や創造的学習を促進でき、従来にないイノベーションの創出可能性が高まること。また、ミドルには変革への抵抗感が依然残るため、資源配分や裁量権の拡大、カタリスト的存在としてのミドルを育成するトップの心がけ等が必要であることが示された。
  十川廣國、周炫宗、山﨑秀雄、横尾陽道
  共著   武蔵大学論集   63(1),51-69頁   2015/07


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