ヤマダ トシユキ
  山田 敏之   経営学部 経営学科   教授
■ 標題
  戦後日本航空機企業のコンピタンス形成:川崎重工業の事例
■ 概要
  本稿は川崎重工業の大型機開発の事例を考察することで、航空機企業のコンピタンス形成のプロセスを明らかにしたものである。大型機と小型機とでは製品技術、生産技術の体系としてのコンピタンスが異なること、共通の特徴として「まとめあげる能力」(統合能力)が重要であることが提示された。川崎重工業でも米国からのライセンス生産から国産機の自主開発により開発能力を構築するというプロセスの中で組織的にコンピタンスの形成がなされてきたことが明らかになった。
  福永晶彦
  共著   実践経営   (48)   2011/08


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