モリ トシキ
  森 稔樹   法学部 法律学科   教授
■ 標題
  自治・分権から眺めた市町村合併(88~96頁)
■ 概要
  本論文においては、現在の市町村合併推進政策の位置づけ、および、地方分権改革との関連において考察を行っている。今回の合併推進政策は、地方分権の受け皿としての市町村の能力の強化策などの意味合いも与えられている。しかし、地方分権の本来の意義からすれば、地方分権と市町村合併とは次元を異にする。行政能力論は、多分に一定の傾向を経験的事実として捉えたものでしかない。広域行政論にしても、都道府県と市町村との役割分担が中途半端に扱われたが故のものである。以上のような問題を論ずるものである。
  単著   月刊地方自治職員研修臨時増刊No.75 改革と自治のゆくえ      2004/03


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