オビ ジュン
  小尾 淳   国際関係学部 国際関係学科   准教授
■ 標題
  キールタンの現在
■ 概要
  キールタン(神の名号の詠唱)はヒンドゥー教やシク教で重要な位置をしめる宗教実践であり、インドでは一般的な宗教歌謡ジャンルでもある。リーダーが短い一節をうたうたびに,参加者らが応唱する「コール・アンド・レスポンス」の形態をとる。1990年代後半からはインドの宗教的文脈をこえた「西洋生まれ」のキールタン歌手の活躍と、世界的なヨーガ・ブームが共鳴し、北アメリカやイギリスをはじめとする欧米諸国で一大現象となっていることを論述した。
  単著   インド文化事典編集委員会 (編) 『インド文化事典』   丸善出版      2018/01


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