カミムラ ケイスケ
  上村 圭介   外国語学部 日本語学科   教授
■ 標題
  ソフトウェアのローカライゼーションにおける言語間格差
■ 概要
  ソフトウェアを特定の言語・文化的文脈に適合させる作業であるローカライゼーションが、言語の社会経済的変数から受ける影響を定量的手法によって明らかにした。従来、言語的公平性の実現のためには非商用ソフトウェアが有利であるとされてきたが、商用ソフトウェアのほうがそれぞれの言語の社会言語的変数を忠実に反映しており、不公平感の少ないローカライゼーションを実現していることを明らかにした。また、非商用ソフトウェアでは言語間の所得移転のメカニズムなどを実現することが課題であることを示した。
  単著   ことばと社会   三元社   (15),86-112頁   2013/10


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