キムラ ヨウコ 木村 陽子 文学部 日本文学科 教授 |
■ 標題 『安部公房 メディアの越境者』所収「死者との同化からマルクス的幽霊へ―『制服』から『幽霊はここにいる』への更新」 |
■ 概要 安部公房の最初の戯曲『制服』から岸田戯曲賞受賞作『幽霊はここにいる』までを考察の対象とし、「死人が登場する」という作風の特徴、および「死人」の描かれ方、意味する内容をそれぞれに分析し、その変遷過程を跡づけた。その際、研究手法として安部の弟妹、近親者への聞き取り調査を導入し、安部が「死人」をモチーフに多用するに至った背景について新解釈を提示した。 ◎鳥羽耕史・日高昭二・木村陽子・高橋信良・大﨑晴美・佐藤正文・森山直人・永野宏志・守安敏久・ジャンルーカコーチ・友田義行 単著 『安部公房 メディアの越境者』 森話社 63-88頁 2013/12 |
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