キムラ ヨウコ
  木村 陽子   文学部 日本文学科   教授
■ 標題
  教科書における志賀直哉作品にみる国民像-『小僧の神様』を中心として―
■ 概要
  『小僧の神様』が執筆され大正8年前後の日本における「子ども」の概念は、日本基準である12歳以下という考え方と、世界基準である14歳以下という考え方のダブル・スタンダードが見られた。本論では、そうした当時の「子ども」概念のダブル・スタンダードを表現した作品として『小僧の神様』を位置づけ、同時代的な読みの可能性を提示した。
  久保田治介、木村陽子
  共著   鹿児島大学教育学部教育実践研究   鹿児島大学   23,161-171頁   2014/01


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