キムラ ヨウコ
  木村 陽子   文学部 日本文学科   教授
■ 標題
  表現者から見たリテラリー・アダプテーションとその再帰的影響― 劇作家・松井周の「演劇」と「小説」-
■ 概要
  本稿は日本の「ゼロ年代演劇」を代表する劇作家であり、リテラリー・アダプテーションの実践者でもある松井周に焦点をあて、戯曲や小説の創作、さらには身体表現(俳優)や舞台演出といった多様な表現創造を駆使する松井が、それぞれの表現メディアの特性をどのように捉えてメディア選択を行っているのか、また、そうした複数メディアへの取組みが表現者自身に、再帰的に創作上どのような影響を与えているのかという問題について、当人へのインタビューも行いつつ明らかにしたもの。
  単著   白鴎大学論集   白鴎大学   30(2),83-105頁   2016/03


Copyright(C) 2011 Daito Bunka University, All rights reserved.