オオニシ ユキ
  大西 由紀   文学部 日本文学科   講師
■ 標題
  蒲原有明におけるアーサー・シモンズの影響――「蛇のアンダンテ」の受容をめぐって
■ 概要
  アーサー・シモンズ(Arthur Symons)の詩「蛇のアンダンテ」に基づく蒲原有明の2つの詩、翻訳口語自由詩「蛇のANDANTE」(1909年)と創作文語詩「冷血と倦怠」(1912年)を取り上げ、有明におけるシモンズの影響を検討した。有明がシモンズの詩と詩論を媒介に、自身を批判する若手らと題材や手法を共有していたことを指摘した。
  伊藤由紀
  単著   超域文化科学紀要   東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻   (12),278-261頁   2007/11


Copyright(C) 2011 Daito Bunka University, All rights reserved.