オオニシ ユキ
  大西 由紀   文学部 日本文学科   講師
■ 標題
  「天才」少年少女の時代
■ 概要
  戦前期のバイオリニスト、貴志康一の活動を多角的に検証する論文集のうちの1章。20世紀初頭の『読売新聞』記事の定量的分析を通じて、「天才」の語がどのような人物を指して使われていたのかを確認し、貴志の人物像が、同時代のステレオタイプな「天才」像に合致していたことを指摘した。
  梶野絵奈、長木誠司、ヘルマン・ゴチェフスキ(編)
  単著   『貴志康一と音楽の近代――ベルリン・フィルを指揮した日本人』   青弓社   212-228頁   2011/05


Copyright(C) 2011 Daito Bunka University, All rights reserved.