ナガヌマ サエ
  長沼 佐枝   経済学部 社会経済学科   准教授
■ 標題
  福岡市シーサイドももち地区のウォーターフロント開発とその変質
■ 概要
  ・福岡市のウォーターフロント開発において,富裕層向けの住宅地が形成されたプロセスを解明し,公共事業体である市が富裕層をターゲットにした開発を目指したのかを考察した.当初の販売ターゲットは中間層であったが,事業過程において対象が富裕層へと変更されていた.これは公的事業で損失を出してはならないという危機感を持った市が,経営者としての合理的な判断を行った都市経営上の戦略であった.
  ◎長沼佐枝・荒井良雄
  共著   地学雑誌   121,1030-1042頁   2012


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