ヤナセ トオル
  柳瀬 公   社会学部 社会学科   助教
■ 標題
  「新聞閲読行為の規定要因-親の新聞購読習慣とニュースに対する興味関心の検討-」
■ 概要
  本論文は、親の新聞購読習慣とニュースに対する興味関心が新聞閲読行為に及ぼす影響と、新聞閲読行為が学力に及ぼす影響を実証的に明らかにすることを目的とした。大学生を対象とした質問紙調査の結果、親の新聞購読習慣があり、ニュース全般への興味関心が高いほど、新聞閲読記事数が多いことが明らかになった。全体の構造をみると、大学生の新聞閲読行為は、親の新聞購読習慣とニュース全般への興味関心によって規定されており、これらの要因が新聞閲読行為を経由して偏差値へと間接的に働きかける効果も示唆された。
  柳瀬公・登丸あすか・長広美
  共著   『日本情報ディレクトリ学会誌』   日本情報ディレクトリ学会   第19号,36-43頁   2021/03


Copyright(C) 2011 Daito Bunka University, All rights reserved.