ツカモト マサフミ
  塚本 正文   社会学部 社会学科   教授
■ 標題
  入湯税収による観光客や住民への行政サービスについて
■ 概要
  入湯税収はこれまで観光振興事業による観光促進の投資的な役割がよく知られてきた。本論文では、入湯税が観光客増加を原因とした消防施設や環境衛生施設がもたらす住民へのサービス低下防止の財源となってきた現状を確認した。その結果として、同税が住民への消防サービスを低下させることなく観光客の安全確保にも貢献していることを明らかにした。また、目的税である入湯税の使途について、一部では納税者に適切に周知ができていないことがこれからの課題であると指摘している。
  単著   教職課程センター紀要   (6),93-98頁   2021/12


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