ホリカワ シンイチ
  堀川 信一   法学部 法律学科   教授
■ 標題
  「フランツ・フォン・ツァイラーの『価値の平等』論」
■ 概要
  オーストリア法における莫大損害規定(ABGB934条)の私法史上の位置づけについて検討するもの。ABGBは自由主義思想に立脚しつつも、莫大損害規定を広範に維持していることについて、従来の近世自然法における価格の正当性の観点からではなく、合意された異常な価格の背後に存在する意思表示の瑕疵の観点から、当該規定を維持したことを明らかにしたもの。
  単著   大東法学   21(1),3-32頁   2011/11


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