チョウ キキン
  趙 葵欣   外国語学部 中国語学科   教授
■ 標題
  疑問詞を用いる列挙表現について
ー現代中国語の「什麼shenme」を中心にー
■ 概要
  事物をたずねる疑問詞はいろんなモノを取り上げ、列挙を表すこともできるのは中国語や英語、日本語にも見られる。本発表は中国語の「什麼shénme」(なに)は列挙項目の前に置き「什麼A、B…」の形と、「什麼」を列挙項目の後に付け「A、B…什麼的」形式を考察した。また英語や日本語の類似る表現と比べ、中国語の「什麼」を用いる列挙表現の特徴も明らかした。もっと多い言語(13種の非中国語)と中国語方言(12種)を考察したところ、疑問詞は列挙項目の前・後置き、列挙を表すことが現代中国語に特に多い傾向が見られると主張した。
  単著   語学教育研究論叢   大東文化大学語学教育研究所   (37),1-14頁   2020/03


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