サトウ ユウイチ
  佐藤 勇一   社会学部 社会学科   准教授
■ 標題
  The Way of the Reduction via Anthropology: Husserl and Lévy-Bruhl, Merleau- Ponty and Lévi-Strauss
■ 概要
  本稿では、フッサールとメルロ=ポンティにおけるレヴィ=ブリュルとレヴィ=ストロースの人類学を通る現象学的還元の道を論じた。フッサールは、未開人の無歴史性を通じて内容豊かな間文化的領域が開かれてくることを主張し、メルロ=ポンティは、われわれ自身のものを異邦のように見、われわれにとって異邦であったものをわれわれのものであるかのように見ることを学ぶ方法として人類学を考察した。この還元の道は、人類学なしには始めることはできなかったが、また同時に人類学だけでもって始めることもできなかった。
  単著   Bulletin d’analyse phénoménologique (PoPuPS, Liège université)   (Ⅹ),1-18頁   2014/01


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