ホテイ マサキ
  布袋 正樹   経済学部 現代経済学科   准教授
■ 標題
  日本企業の配当政策と税制
■ 概要
  本論文では、Poterba(1987,2004)の先行研究を踏まえ、日本企業が伝統的に従ってきたとされる「1割配当」ルール(株式額面の一定割合を配当すること)の影響を考慮したうえで、過去における株式関連税制の改正が日本企業の配当政策に影響を及ぼしたかを検証した。その結果、株式関連税制の改正が日本企業の配当政策に影響を及ぼしたことは認められなかったが、一方で、日本企業の配当額と、株式額面総額の代理変数である資本金には強い相関があることが示された。
  国枝繁樹、布袋正樹
  共著   財政研究   4,165-183頁   2008/10


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