ホテイ マサキ
  布袋 正樹   経済学部 現代経済学科   准教授
■ 標題
  Jin Sakong, Sung Tai Kim, Myungduk Cho「韓国の国民健康保険改革」
■ 概要
  本論文では、韓国で2000年に行われた国民健康保険改革の問題点を指摘したうえで、将来の改革の提案を行っている。韓国では、2001年に、146の保険者を統合し韓国国民健康保険公団(KNHIC)とする「統合改革」と、薬剤の処方と調剤を分離する「分離改革」という2つの大改革が行われたが、特に、統合改革の影響で、被用者-自営業者間での保険料負担の不公平の拡大やKNHICの経営の非効率が生じた。これらの問題に対し、保険料方式から租税方式への移行や複数の「疾病基金」(SF)の設立を提案している。
  単著   財政研究   4,80-91頁   2008/10


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