ナカムラ セイジ
  中村 清二   文学部 教育学科   准教授
■ 標題
  道徳教育の「全面主義」を教育課程論に再定位する ―城丸の「学力と人格」論を手がかりに
■ 概要
  「特別の教科 道徳」が新学習指導要領で設置され、日本の道徳教育は岐路を迎えた。これまで、道徳教育は、教育課程で「時間」として設定されつつも、学校教育全体で行うこととされてきた。これを全面主義と呼ぶが、教科と教科外という役割の違う領域において、道徳教育を進めるとは実際どのような違いになるのか。これを、城丸章夫の教育課程論に即して、全面的な道徳教育の内実を明らかにする。
  単著   学校教育の「道徳」化:私たちがめざす道徳性の教育とは(民主教育研究所年報 第20号)   民主教育研究所      2020/12


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