ナカムラ セイジ
  中村 清二   文学部 教育学科   准教授
■ 標題
  教育実践と教育実践記録の間で育つ
■ 概要
  勝田守一や坂元忠芳らの教育実践記録論を手掛かりにしながら、今日の教師が実践記録を書くことの意味を、中内敏夫の「形成」概念を拠り所にしながら考察した。それは、「働きかけるものが働きかけられる」という「自分が育つ」作用を、事後的に自ら意識的に掴むこと、とされた。別言すれば、教育実践記録を書くということは、事前準備としての計画的な教師教育とは異なる、教師の事後的な力量形成である。
  単著   教育(教育科学研究会編集)   かもがわ出版   (875)   2018/12


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