ナカムラ セイジ
  中村 清二   文学部 教育学科   准教授
■ 標題
  道徳性の発達と評価に関する一考察:「考え、議論する道徳」の指導計画・指導方法を巡って
■ 概要
  新学習指導要領では「理解」「判断」を中心とした道徳教育へと転換が図られた。故に、指導計画や指導方法を規定する「評価」論の課題はこれまでとは異なったものとなる。認知言語学によれば、道徳性の理解を構造化する認知システムがあり、その基礎は様々な身体経験である。とすれば、評価は、第一義的には身体経験が道徳判断と豊かに結びついたかが対象となる。第二に、考え、議論する内容は、新しい経験が幸福にとってどのような意味か、である。
  単著   大東文化大学教職課程センター紀要   (2),75-80頁   2017/12


Copyright(C) 2011 Daito Bunka University, All rights reserved.