カメザワ タカユキ
  亀澤 孝幸   文学部 中国文学科   講師
■ 標題
  書学研究序説—ことば・文字・書
■ 概要
  本論文は、書を言語との関係において見る視点を提示する。書とことば、文字との関係を、古典的書論のみならず、中国古代思想や西洋哲学の文献に基づいて論じる。文字は「ことばの影」(プラトン)にすぎないが、書は声の直接性・物質性・身体性を文字に付与する。書は一般的に造形芸術と考えられているが、造形芸術に還元されない言語的基盤の上に成り立つことを示そうとした。
  亀澤孝幸
  単著   書道学論集   大東文化大学大学院   (6),80-93頁   2009/03


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