ヤマモト ヒロユキ
  山本 紘之   法学部 法律学科   教授
■ 標題
  治療中止における手続履践の刑法的意義
■ 概要
  治療中止において、意思確認プロセスの重要性が指摘されている。その手続履践は、それのみによって刑法上の正当化効果が発生するのか、従来の正当化要件の一要素にすぎないのかを検討し、一般的に求められる手続は簡素なものであることにかんがみ、患者の意思という従来の刑法的正当化の一要素にとどまることを述べるものである。
  単著   長井圓先生古稀記念『刑事法学の未来』   251-265頁   2017/09


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