ウスイ アツミ
  臼井 淳美   スポーツ・健康科学部 看護学科   講師
■ 標題
  O市内に在住する働く母親の母乳育児環境
■ 概要
  目的:授乳期にある就労女性の職場環境の現状調査から就労と母乳育児の両立の可能性を探る。対象と方法:対象はO市の乳幼児健診とO市内の12保育所を利用する就労経験のある母親189名。自記式質問紙法調査を行った。結果:「育児中の女性同僚が多い」ほど有意に「産休がとりやすく」「妊娠中・復職時の配慮があり」「育児時間がとりやすい」ことがわかった。育休期間が1年以上の母親では1年未満に比べ有意に母乳栄養が多かった。女性に有利な制度が周知され、女性が職場での母乳育児環境を事前に整えられるよう、専門職は妊娠期から女性や企業へ意図的に関わる必要がある。
  ◎上原和代、川﨑佳代子、臼井淳美
  共著   日本母乳哺育学会雑誌   3(1),17-25頁   2009/06


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