ウスイ アツミ
  臼井 淳美   スポーツ・健康科学部 看護学科   准教授
■ 標題
  入院体験のある妊婦の胎児および乳児に対する愛着に関する研究―愛着と夫婦関係・内的ワーキングモデルとの関連―
■ 概要
  目的:ハイリスク妊娠によって入院を体験した初産婦の入院体験と胎児および乳児への愛着の関連、内的ワーキングモデルおよび夫婦関係と愛着との関連を明らかにする。対象と方法:妊娠20週以降の妊婦で、入院中の初産婦(対象群)および正常な経過の初産婦(コントロール群)。胎児愛着尺度(PAI-J)・乳児愛着尺度(MAI-J)、夫婦関係満足尺度、内的ワーキングモデル(IWM)尺度の3つの尺度および妊娠・産褥経過などの質問用紙を用いた。結果:両群において胎児および乳児愛着得点に有意差はみられなかった。入院体験のある妊婦において、夫婦関係やその人の持つ内的ワーキングモデルが愛着に影響していることが明らかになった。
  ◎臼井淳美,山口順子,川﨑佳代子
  共著   母性衛生   50(2),325-333頁   2009/07


Copyright(C) 2011 Daito Bunka University, All rights reserved.