マスヤ サトシ
  桝屋 聡   経営学部 経営学科   教授
■ 標題
  A generalized Deegan-Packel index for multialternative voting games in case of nonhomogeneous voters
■ 概要
  投票ゲームにおいて,投票者の影響力は研究され,いくつかの影響力指数が考案されている.多くの指数では各提携は一様に形成される,すなわち投票者間に差がないと仮定されている.しかし,政界をはじめ多くの組織においては,イデオロギーや立場の相違から投票者の同質性が必ずしも仮定できない場合がある.そこで,本論文では,Deegan-Packel指数(DP指数)を取り上げ,プレイヤーの非同質性を考慮した一般化DP指数を提案し,その公理系を明らかにしている.また,日本の参議院における実際の投票データを用いて,提案した指数を算出し,その妥当性を確認した.
  ◎Satoshi Masuya, Teruhisa Nakai
  共著   Journal of Interdisciplinary Mathematics   8,419-434頁   2005


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