マスヤ サトシ
  桝屋 聡   経営学部 経営学科   教授
■ 標題
  A value based on marginal contributions for multi-alternative games with restricted coalitions
■ 概要
  Bolger[1993]によって提案された従来の多選択肢ゲームでは,各プレイヤーは任意の選択肢を選ぶことができることが仮定されている.しかし現実には,プレイヤーのもつ能力などから,選ぶことができない選択肢が存在することがある.このことから,このような状況を反映できる制限つき多選択肢ゲームを考察している.ナルプレイヤーのゼロ評価,線形性,無関係なプレイヤーからの独立性,選択肢が多いプレイヤーがより高く評価されるという公理を与えるとともに,このゲームの解がこれらの4公理により一意に定められることを明らかにしている.
  ◎Satoshi Masuya, Masahiro Inuiguchi
  共著   Kybernetika   46,50-67頁   2010


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