ヤマモト　ヒロキ   山本　宏樹   文学部 教育学科   准教授

■ 標題   いじめに対する懲戒的学校教育実践の理念とその批判：ヘルバルト・伝統的教育・ゼロトレランス

■ 概要   本論文は、今日における学校のいじめ対応言説の主要な対立を①公教育縮小論、②公教育改良論懲戒派、③公教育改良論対話派の「三つ巴の闘争」として描き、そのうち②懲戒派の学校教育実践の理念的特徴とその内部のバリエーションについて分析したものである。懲戒派は全体主義的な懲戒的訓育派と、よりリバタリアン的なゼロ・トレランス派に区別できるが、いずれもエヴィデンスがともなっておらず、権利論的にも重大な問題を孕む点を指摘した。 訂正情報：https://hermes-ir.lib.hit-u.ac.jp/hermes/ir/re/27866/kyoiku0002400520.pdf   単著   〈教育と社会〉研究   一橋大学〈教育と社会〉研究会   (23),13-27頁   2013/08

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