ヤマモト ヒロキ
  山本 宏樹   文学部 教育学科   准教授
■ 標題
  『承認:社会哲学と社会政策の対話』を読む
■ 概要
  一橋大学大学院社会学研究科にて2012年4月から3年間にわたって行われた先端課題研究「社会科学の承認論的転回――社会哲学・社会政策の新動向とその射程」の成果をもとにした著作『承認――社会哲学と社会政策の対話』(田中拓道[編]、法政大学出版局)が昨年3月に刊行された。 
〈教育と社会〉研究会の今期編集委員会では、本書に神代健彦、中澤篤史、山田哲也、湯川やよい4会員の論考が集録されていること、そして、その内容が「〈教育と社会〉の連環」の探究を設立の旨意とする本研究会にとって重要であることに鑑み、本年3月に合評会を開催して著者のうち3名との意見交換を行った。合評会では多数の会員の参加のもとで活発な議論が交わされた。
 有益な議論をさらに発展させるため、本誌では、合評会でコメンテーターを務めた3人の会員を含む5名の執筆者にあらためて章単位の論文評・総評をご寄稿いただいた。
 なお、山本は冒頭の解説部分と山田哲也論文を担当している。

  小玉重夫、福島賢二、山本宏樹、原田玄機、横山陸
  共著   〈教育と社会〉研究   一橋大学〈教育と社会〉 研究会   (27),85-96頁   2017/09


Copyright(C) 2011 Daito Bunka University, All rights reserved.