ヤマモト ヒロキ
  山本 宏樹   文学部 教育学科   准教授
■ 標題
  教育機会確保法案の政治社会学:情勢分析と権利保障実質化のための試論
■ 概要
  山本論文では、法案の変遷について3期に区分する形で解説がなされた後、①教育機会多様化の理念、②法制化のもたらす社会的帰結への展望、③法制化による公的支援の実現可能性の3点に関する学術的議論動向が整理される。後半では、ピエール・ブルデューの「界の理論」を用いた諸界の情勢分析をもとに、権利保障を実質化するためには法案の賛否にとどまらないリアル・ポリティクスへの関与が必要だとして具体案の検討がなされている。(「特集趣旨」より)
  単著   〈教育と社会〉研究   一橋大学〈教育と社会〉 研究会   (26),5-21頁   2016/09


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