ヤマモト ヒロキ
  山本 宏樹   文学部 教育学科   准教授
■ 標題
  「復興」と学校:被災地のエスノグラフィー
■ 概要
  本書は東日本大震災で被災した岩手県陸前高田市の三つの中学校を舞台として、学校再開前後から現在までの、生徒とのかかわりをめぐる教師たちの試行錯誤や学校統廃合問題などを、2年間のフィールドワークを通じて多様な視点から描い
たものである。筆者が担当した第8章「地域にとっての学校統合」では、被災中学校・被災地域での17回の参与観察と関係者23名へのインタビューを軸にして、中学校の統合の是非をめぐるモラル・ジレンマの行方が描かれている。

  清水睦美・堀健志・松田洋介[編著]
  共著   岩波書店      2013/10


Copyright(C) 2011 Daito Bunka University, All rights reserved.