ハギワラ モトヒロ
  萩原 基裕   法学部 法律学科   教授
■ 標題
  無償契約における責任制限法理の歴史的展開に関する一考察―ローマ契約法における責任制限法理としての利益原理を中心に―
■ 概要
  ローマ契約法において存在していた契約から当事者が利益を得るか否かに応じて帰責事由を段階づける考え方(利益原理)について、使用貸借、寄託、委任、贈与に着目してそれぞれの契約類型においてどのような損害事例が想定されているのかなどを整理し、ドイツにおける法の展開を検討するための端緒とした。
  単著   法学研究論集   明治大学大学院   (35),263-283頁   2011/10


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