サトウ　シンタロウ   佐藤　真太郎   スポーツ・健康科学部 スポーツ科学科   准教授

■ 標題   陸上競技短距離走者における疾走能力と体力要素の検討

■ 概要   100mの中間疾走のパフォーマンスはいかなる体力的要素によって支えられているのかというこを明らかにすることが本研究の目的であった。今回の研究では100mのスタート局面を除く、中間疾走部分についてフォーカスして研究が行われた。その結果、100mの加速走と50mの加速走のタイムにおいて有意な相関関係が認められた。すなわち、50mあまりの距離において高いパフォーマンスを発揮できた選手は、100mの加速走でも優れたパフォーマンスを発揮した。さらに100m加速走に対し、立ち幅跳びとスクワットジャンプのパフォーマンスとの間にも有意な相関関係が認められた。これにより、爆発的なプラオメトリクスの重要性が示唆された。   ◎佐藤真太郎,琉子友男,只隈伸也,鹿島丈博,田原陽介   共著   大東文化大学紀要   大東文化大学   (49),51-60頁   2011/03

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