サトウ シンタロウ
  佐藤 真太郎   スポーツ・健康科学部 スポーツ科学科   准教授
■ 標題
  疾走動作中における体幹部のバイオメカニクス的研究
■ 概要
  疾走動作について、下肢のバイオメカニクス的研究は行われているが、体幹部における研究は乏しかった。特にトップアスリートを対象としたものはほどんどなかったため、本研究では動作のパターン、特徴を調査した。VICONを使用し、三次元的に分析した結果、疾走速度が上がるにつれ前額面上、矢状面上で、接地に対して前取り動作が発生するようになった。すなわち接地をするタイミングに対して、体幹部の動作のタイミングが速い段階で発生するようになった。高い疾走速度では短い接地時間で多くの力を発揮するために、このような動きのパターンに移行した可能性が高いことが示唆された。
  ◎佐藤真太郎
  単著   筑波大学大学院修士論文      2006/03


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