フジモリ ヒロマサ
  藤森 大雅   書道研究所 書道研究所   講師
■ 標題
  書法審美範疇語〈工巧〉考―唐代までの書論を中心に―
■ 概要
  東洋の芸術は精神性を重視するため、表現を支える技法は一段低く評価される傾向にある。古代から唐代までの書論から、技法に関連する〈工巧〉の術語を精査し、その用例を検討した結果、〈工巧〉よりも〈天然〉を重視する考え方は六朝時代の書論から登場するが、唐代までは否定をされるような概念ではなく、重要な概念として捉えられていることを確認した。
  単著   中国美学範疇研究論集   大東文化大学人文科学研究所   第1集,123‐148頁   2013/03


Copyright(C) 2011 Daito Bunka University, All rights reserved.