モリ トシキ
  森 稔樹   法学部 法律学科   教授
■ 標題
  リーダーたちの群像 平松守彦・前大分県知事(37~39頁)
■ 概要
  本論文は、特集「リーダーの研究~自治体首長論」の一編であり、平成15年4月まで6期24年に及んだ平松守彦知事時代の大分県政を回顧しつつ、一村一品運動、地方分権論、政治スタイルについて論じたものである。一村一品運動が建前ではともあれ、現実には行政主導型で、過疎化の進行を止められなかったことを指摘し、地方分権論については、道州制度などに傾き、住民自治の側面が軽んじられていた、と分析する。そして、政治スタイルについては、構想力に優れた面があることを認めつつも、根底に、反民主主義的なもの、あるいは民主主義の誤解があると論じる。
  単著   月刊地方自治職員研修2003年10月号(通巻503号)      2003/10


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