ヤマダ トシユキ
  山田 敏之   経営学部 経営学科   教授
■ 標題
  イノベーションを促すマネジメント要因の時系列分析:2014~2022年度のアンケート調査をもとに
■ 概要
  本稿は,2014から2022年度にかけて実施した日本の上場企業への計8回のアンケート調査のデータを基に、質問間の相関分析の複数年もわたる結果から、イノベーション・プロセスの活性化と関係が強いマネジメント要因を明らかにしたものである。分析の結果、①旺盛な企業家精神と成功体験にとらわれない経営トップの姿勢、②組織学習の促進者としてのミドルの機能、③個人の挑戦意欲や異部門交流を支える組織風土(心理的安全性等)、④多様な知識や技術を組み合わせる組織のダイナミズム、といった点が重要であることが確認された。
  十川廣國・山﨑秀雄・遠藤健哉・周 炫宗・横尾陽道
  共著   武蔵大学論集   武蔵大学経済学会   71(1,2,3,4),11-28頁   2024/03


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